亜麻は、アマ目アマ科の1年草。
原産地は中央アジアで、高温に弱く乾燥に強いのが特徴です。
まっすぐ長い茎は上部で枝分かれ、先端に小さな花が咲きます。
細長い葉は、茎の節ごとに違う向きに1枚ずつ。
茎から繊維、種から油を取ります。
亜麻は人類史上初めて使われた繊維ともいわれています。
天然繊維の中ではもっとも丈夫。
亜麻の位置で織った布が”リネン”で、
古代エジプトでは「月光で織られた生地」として重宝されたそうです。
ヨーロッパでは貴族に愛され、嫁入り道具になりました。
6月の誕生花、花言葉は「あなたの親切に感謝します」。
プランターに亜麻の花を植えて飾るという、
北区の事業「北区の花・亜麻のフラワーロード」
の花の管理をしています。
また、家庭でも亜麻の花を育ててほしいと、
種を無料で配っています。
亜麻の糸や生地を使った小物作り体験を開催しています。
「亜麻の糸でコースターをつくろう」というイベントでは、
織り機を使ってコースターづくりに挑戦。
「亜麻のフラワーロード」のプランターから抜き取った亜麻を
横糸に織り込んだ、麻生らしい作品が出来上がりました。
子供も大人も交互に機織りをしながら、
教え合ったり、褒め合ったり・・・
亜麻に親しむとともに、世代を超えた交流ができました。
これからも随時開催する予定です。
平成16(2004)年から毎年9月にイベントを開催しています。
打ち立ての亜麻そばを食べる事ができます。そば打ちの実演のほか、
ステージでの催しや地元の人たちの作品展もあります。
亜麻そばまんじゅうは
イベントの時にだけ登場する貴重スイーツ。
皮に粉末にした亜麻の種を練り込んだ、
こしあんぎっしりの薄皮饅頭です。
 
また亜麻そばの商品化を目指し試作を重ね、
”亜麻そば乾麺”を作りました。
そば粉や亜麻の種の分量を調整して、
「いちばんおいしい!」乾麺ができました!
café亜麻人で販売しています。(¥300/180g)
あさぶ亜麻保存会の事務局を兼ねるカフェ。「3世代交流ひろば」の名にふさわしく、
色々な人達がお茶やおしゃべり、交流を楽しんでいます。
「人と人とが出会うことでやさしさが生まれる」そんな出会いの場でありたいと考える亜麻人から、
”亜麻のまち・あさぶ”がふたたびはじまります。